三島由紀夫関連ニュース

国際三島由紀夫シンポジウム2015

三島由紀夫は生前から広く活躍し、現在も世界中で強い関心を集めています。しかし、国内外研究者の連携は十分とは言えず、三島自身、極めて多領域にわたって活動したため、その全体像が依然として掴みきれていないという問題もあります。2015年は三島生誕90年没後45年にあたります。この時機に、日本ではじめての国際シンポジウム開催して三島文学を国際的に再評価するとともに、その新たな可能性を追求したいと考えます。(公式Facebookより)

2015年11月14日(土)・15日(日)・22日(日)
場所/東京大学教養学部900番教室(11/14)
   東京大学教養学部18号館ホール(11/15)
   青山学院アスタジオ(11/22)
主催/国際三島由紀夫シンポジウム2015実行委員会

→ 国際三島由紀夫シンポジウム2015 公式サイト(Facebook)はこちら

神奈川県民ホール開館40周年記念
神奈川県民ホールオペラシリーズ2015
オペラ「金閣寺」全3幕(ドイツ語上演・日本語字幕付)

世界的作曲家・黛敏郎による「金閣寺」のオペラ化。
1976年ドイツで初演後、世界各地で再演が重ねられる名作。
16年ぶりに日本で開催決定。お見逃しなく!!

2015年12月5日(土)・6日(日)
会場:神奈川県民ホール 大ホール
作曲 / 黛敏郎
原作 / 三島由紀夫
台本 / クラウス・H・ヘンネベルク
指揮 / 下野竜也
演出 / 田尾下哲
出演 / 小森輝彦(12/5)、宮本益光(12/6)、黒田博、飯田みち代、高田正人、
三戸大久、与那城敬、吉原圭子、鈴木准、谷口睦美、嘉目真木子
合唱:東京オペラシンガーズ
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

【関連企画】
●文学講座 三島由紀夫と「金閣寺」 講師:松本徹(三島由紀夫文学館 館長)
 11月29日(日) 13:00~14:30 神奈川近代文学館

→神奈川県民ホール公式サイトへ

神戸新聞
「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威」

神戸新聞(2015年1月)にて、「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(1)~(8)」が掲載されました。インターネットの神戸新聞サイト『神戸新聞NEXT』でも読む事ができます。

「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(1)~(8)」(別ウィンドウで開きます)

   →「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(1)祖父の出生地」
   → 「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(2)“失脚”の祖父」
   → 「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(3)更迭後も波乱」
   → 「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(4)対極的な祖父」
   → 「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(5)佐藤秀明・近大教授に聞く」
   → 「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(6)横尾忠則氏が語る」
   → 「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(7)松本徹・三島由紀夫文学館長に聞く(上)」
   → 「三島由紀夫生誕90年 定太郎と公威(8)松本徹・三島由紀夫文学館長に聞く(下)」


→神戸新聞NEXT サイト(別ウィンドウで開きます)

隠し文学館 「花ざかりの森」定期開館
新資料でよみがえる三島由紀夫 展Ⅷ
-「三島、憧れの作家レイモン・ラディゲを語る」-

三島由紀夫は15歳から晩年の45歳まで、折に触れて夭折の天才作家レイモン・ラディゲについて熱く語っている。三島の「わが青春の書-ラディゲの『ドルヂェル伯の舞踏会』」の直筆草稿などを展示して、作家三島由紀夫のラディゲへの憧れに迫る。

2015年2月28日(土)~3月22日(日)
富山市向新庄町2丁目4番65号 TEL.076-413-6636
→ 隠し文学館 花ざかりの森サイトへ(別ウィンドウで開きます)

『戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか
 2014年度プロジェクト 知の巨人たち』
~ 第7回 三島由紀夫 ~

〈NHK Eテレ〉 
放 送 / 2015年1月24日(土) 午後11時~翌0時30分
再放送 / 2015年1月31日(土) 午前0時~1時30分(金曜深夜)
→ NHK 戦後史証言プロジェクト公式サイト(別ウィンドウで開きます)

世amI 公演
「邯鄲」~三島由紀夫『近代能楽集』より~

東洋演劇の美学を追求し海外へと伝える演劇集団、世amI。2013年8月に日韓で上演した、三島由紀夫 近代能楽集『葵上』(韓国・密陽国際夏公演芸術祝祭2013参加)は"三島の強い言葉に負けない" など、お客様からも高い評価を受けました。
その近代能楽集に、2014年3月、世amIが再び挑みます!近代能楽集の韓国語訳刊行をも視野に入れて制作いたします。 意欲作にどうぞご期待ください!

2014年3月14日(金)~16日(日)
会場:タイニイアリス
作 / 三島由紀夫
演出 / 金 世一
出演 / アナタコノミ、大川こはる、金恵玲、久保庭尚子、柴田あさみ、竹内真菜、田中佑里、生井みづき、野澤遵宜、本家徳久 、吉植荘一郎、吉田智恵
→詳細は、世 aml サイトへ(別ウィンドウで開きます)

隠し文学館 「花ざかりの森」定期開館
新資料でよみがえる三島由紀夫 展Ⅶ
-「三島、読書術を語る」-

三島由紀夫は17歳にして古今東西の名著を味わい尽くしていた。三島が「本を読む」ということについて語った「私の読書術」の直筆草稿などを展示して、作家三島由紀夫と読書の関係に迫る。

2014年3月1日(土)~3月23日(日)
富山市向新庄町2丁目4番65号 TEL.076-413-6636
→ 隠し文学館 花ざかりの森サイトへ(別ウィンドウで開きます)

好村俊子プロデュース〈鷹〉公演
幽玄の世界への誘いNo.5
『班女』『道成寺』(近代能楽集より)

2013年12月14日(土)・15日(日) 
東京オペラシティ3F 近江楽堂
原作/三島由紀夫  
演出・空間デザイン/小林拓生
出演/
《班 女》
  【14日 昼】好村俊子・柿原明日香・加藤亮佑
  【14日 夜】栗山寿恵子・戸田梨恵・加藤亮佑
  【15日 昼】栗山寿恵子・寺内淳子・森快晴
  【15日 夜】好村俊子・大西真央・森快晴

《道成寺》
  【14日 昼】田沼健一郎・松原佳奈・山田栄子・田邉佳祐・平岩久資・橋本郁美
  【14日 夜】田沼健一郎・松原佳奈・松本紗奈美・田邉佳祐・平岩久資・橋本郁美
  【15日 昼】小林拓生・竹田りさ・松本紗奈美・田邉佳祐・高岩明良・橋本郁美
  【15日 夜】小林拓生・竹田りさ・山田栄子・田邉佳祐・高岩明良・橋本郁美


【白蓮】一舞一管
/ 独舞・岡田桃園(全日)、能管・やすだまこと(全日)

12月14日(土)  開演 15:00 / 19:00
12月15日(日)  開演 14:00 / 18:00
※ 開場は、各30分前

お問合せ・ご予約/好村俊子プロデュース〈鷹〉TEL/FAX 03-3532-0072

三島由紀夫 「近代能楽集」
『卒塔婆小町』・『葵上』 DVD同時発売

2013年10月31日発売
原作 / 三島由紀夫
監督 / 根岸吉太郎
「卒塔婆小町」 出演 / 寺島しのぶ、北村有起哉 他
「葵   上」 出演 / 中谷美紀、柄本佑、尾上紫、市川実和子
→詳細は、2015年 三島由紀夫生誕90年・没後45年記念プロジェクト公式サイトへ

深谷市立岡部図書館(埼玉県)
ミニフェア「三島由紀夫 ~芸術至上主義の文学と肖像~」

深谷市立岡部図書館ミニフェアの作家シリーズとして開催!
三島由紀夫の著作本と、三島由紀夫に対する評伝等の関連図書を展示いたします。

2013年11月12日(火)~12月1日(日)
深谷市立岡部図書館(埼玉県)
→深谷市岡部図書館サイトへ(別ウィンドウで開きます)

世 aml  東京公演  
「葵 上」 ~ 三島由紀夫 『近代能楽集』より ~

《密陽夏公演芸術祝祭二〇一三招聘作品》
「葵上」は、リアリズムの作劇法に囚われない、極度に抽象的な能の作劇法術を見事に生かした劇である。 金世一演出<葵上>では、SPACの看板女優である美加理や元SCOTの看板女優である久保庭尚子をはじめ経験と実力を備えた出演者が揃い、三島戯曲の持つ世界観や普遍性を忠実に表現する。演技の専門家・研究者でもある金が俳優陣とどのような演技、表現を生み出すのか注目である。
[韓国公演:8月3~4日 密陽夏公演芸術祝祭2013、8月9~11日 釜山チョンチュンナビ小劇場]

2013年8月15日(木)~18日(日)
アトリエ第七秘密基地
作 / 三島由紀夫
演出 / 金 世一
出演 / 美加理、泉陽二、久保庭尚子、李知映
→詳細は、世 aml サイトへ(別ウィンドウで開きます)

shelf volume15 「班女/弱法師」

このたびshelfでは、三島由紀夫の「近代能楽集」を上演する運びとなりました。
この公演は 、昨年12月、長久手市文化の家と三重県文化会館との共同プロデュース制作された作品です。
初演時には、演劇評論家の安住恭子氏に中日新聞で下記のような劇評を頂きました。

「 長久手ではshelfが「弱法師」、第七劇場が「班女」の上演で、三重では前者の「班女」と後者 の「邯鄲」 というプログラム。両者とも古典を新しく表現する作品作りをしているが、矢野は言葉 と身体を重視するのに対し、鳴海は美術を含めた視覚的表現を追求している。今回の舞台にもそれ の特徴がはっきりと表れ、特に「班女」の競作は全く異なる作品かと思えるほどだった。(中略) 一方の矢野版は、三人の登場人物の他にもう一人の女性を登場させ、彼女が戯曲を幻視する作り、 中央に座る彼女が背後で繰り広げられる画家や女のドラマに同化し、女たちの狂気を増幅させる。 それをせりふを重ねたり微妙にずらすなどの繊細な演出と座ったままの演技で張り詰めて見せた」

満を持しての東京再演になります。一人でも多くの方に劇場に足をお運びいただければと思います。

2013年6月28日(金)~30日(日)
日暮里d-倉庫
作 / 三島由紀夫
構成・演出 / 矢野靖人
出演 / 川渕優子、春日茉衣、たけうちみずゑ (chon-muop)、森祐介
日ヶ久保香、小川敦子、和田華子、平佐喜子(Ort-d.d)、櫻井宇宙、平田泰久(テアトル・エコー)
→詳細はshelf公式サイトへ(別ウィンドウで開きます)

大映創立70周年記念「映画は大映」

絶対にスクリーンで観るべき名作から、知られざる秀作まで、一挙上映! (上映案内より)

2012年11月23日(金)~12月21日(金) 《角川シネマ有楽町》にて開催 
2012年12月1日(土)~12月21日(金) 《梅田ガーデンシネマ》にて開催
配給/角川映画
角川有楽町シネマ / 上映作品38作
梅田ガーデンシネマ / 上映作品21作

【三島由紀夫に関する上映作品】
 「炎上」 原作/三島由紀夫 出演/市川雷蔵、仲代達矢ほか


※その他の上映作品、上映スケジュールにつきましては「映画は大映70周年」公式サイトをご覧ください。
→「映画は大映70周年」公式サイトへ(別ウィンドウで開きます)
→角川有楽町シネマサイトへ(別ウィンドウで開きます)
→梅田ガーデンシネマサイトへ(別ウィンドウで開きます)

平野啓子が語る
「竹取物語」と「橋づくし」の夕べ
~邦楽の調べと共に~

特別名勝・特別史跡浜離宮恩賜庭園で、日本最古の物語「竹取物語」や、三島由紀夫の「橋づくし」を邦楽の調べと共にお届けします。名月の季節に、美しい日本語と邦楽の優しい音色を通して、改めて日本文化の素晴らしさを体感して下さい。(公演案内より)

2012年10月4日(木)
特別名勝・特別史跡 浜離宮恩賜庭園
「橋づくし」原作/三島由紀夫
語り・朗読/平野啓子
金沢大成(金沢流二代目宗家)、望月美沙輔(望月流笛方)、藤舎花帆(藤舎流囃子方)

dracom祭典2012 『弱法師』

過去から未来へ伸びる一本の線に鮮やかに貫かれ、歴史から失われることのない名作が、dracomのあの手この手によって奇妙に振動する…(公演案内より)

2012年9月7日(金)~9月9日(日)
京都芸術センター 講堂
原作/三島由紀夫
演出/筒井潤
出演/小島聖子、村山裕希 他
→dracomサイトへ(別ウィンドウで開きます)

KURITAカンパニー公演
近代能楽集より
「卒塔婆小町」「道成寺」

2012年9月21日(金)・22日(土) 
新潟市万代市民会館6F 多目的ホール
原作/三島由紀夫 
→KURITAカンパニーサイトへ(別ウィンドウで開きます)

好村俊子プロデュース〈鷹〉公演
幽玄の世界への誘いNo.4
『熊野』『班女』『卒塔婆小町』(近代能楽集より)

2012年4月14日(土)・15日(日) 
東京オペラシティ3F 近江楽堂
原作/三島由紀夫  
演出・空間デザイン/小林拓生
出演/
《熊野》
  【全日】小林拓生・栗山寿恵子   【14日昼夜】田沼健一郎 
  【14日昼】楠浩子・市川咲     【14日夜】齋藤ひとみ・稲垣愛美 
  【15日昼夜】桜カンナ・神谷美衣 【15日昼】羽鳥淳子 【15日夜】岩崎愛美
《班女》 
  【14日昼夜】神保麻奈 【14日昼】平原美里・石川健一 【14日夜】福永風音・町田広和
《卒塔婆小町》
  【15日昼夜】 好村俊子・大沢一起・松原佳奈・西岡茉奈・佃千春・細井倫己・青山健太

ライアー
演奏/吉田恵美子(全日)

4月14日(土) / 「班女」、「ライアー演奏」、「熊野」    開演 15:00 / 19:00
4月15日(日) / 「熊野」、「ライアー演奏」、「卒塔婆小町」 開演 14:00 / 18:00
※ 開場は、各30分前

お問合せ・ご予約/好村俊子プロデュース〈鷹〉TEL/FAX 03-3532-0072

隠し文学館 「花ざかりの森」定期開館
新資料でよみがえる三島由紀夫 展Ⅴ
-「見る三島 」と「見られる三島」-

「見る三島」の確かな精神は、「見られる三島」においても揺るぎない姿勢を貫いていた。
隠し文学館「花ざかりの森」が、今年も2月25日から3月20日まで開館します。記念講話をはじめ、各種イベントが開催されます。

2012年2月25日(土)~3月20日(火)
富山市向新庄町2丁目4番65号 TEL.076-413-6636
→ 隠し文学館 花ざかりの森サイトへ(別ウィンドウで開きます)

『サド侯爵夫人』

18世紀末、絶対王政が爛熟を極め、頽廃の色濃い都パリ。数々の乱行からの逮捕・脱獄騒動を起こし、残酷かつ淫蕩なスキャンダルがつきまとう“悪徳の怪物”サド侯爵に貞節を貫くサド侯爵夫人・ルネ。世間体を重んじ、計略をめぐらせてサドとの離別を迫る母・モントルイユとルネは苛烈な対立を続ける。フランス革命勃発後、夫がついに獄から解放されたのを知るや不可解な決断をくだしたルネの心情に宿る真実とは…(公演案内より)

2012年3月6日(火)~3月20日(火)   世田谷パブリックシアター
2012年3月24日(土)~3月25日(日)  梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
作/三島由紀夫   
演出/野村萬斎
出演 /蒼井優・美波・神野三鈴・町田マリー・麻実れい・白石加代子
→世田谷パブリックシアター/シアタートラムサイトへ(別ウィンドウで開きます)

『金閣寺 ー The Temple of the Golden Pavilion』
日本凱旋公演

日本文学金字塔、世界のMISHIMA不朽の名作「金閣寺」。
今夏“リンカーンセンター・フェスティバル2011”に正式招待され、大絶賛を受けた舞台が、東京、大阪での凱旋公演決定!(公演案内より)

2012年1月27日(金)~2月12日(日)
赤坂ACTシアター
梅田芸術劇場メインホール(2012年1月19日(木)~22日(日))
原作/三島由紀夫
演出/宮本亜門
出演/森田剛・高岡蒼甫・大東俊介  他
→株式会社パルコ 公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

HIROSHIMA HAPPY NEW EAR OPERAⅠ~広島の新しい耳~ 
オペラ『 班女 』

欧州各地で50回以上上演し、絶賛されてきた細川俊夫の現代オペラを広島初演!
能「班女」を元に三島由紀夫が描いた交錯した愛の世界を日本演劇界を牽引する平田オリザがオペラ初演出(上演案内より)

2012年1月20日(金) 1月22日(日)
アステールプラザ中ホール(能舞台)
原作/三島由紀夫  英訳/ドナルド・キーン
台本・作曲・音楽監督/細川俊夫
指揮/川瀬賢太郎  演出/平田オリザ
出演/半田美和子・藤井美雪・小島克正
→ひろしまオペラ・音楽推進委員会サイトへ(別ウィンドウで開きます)

スウェーデン大使館公演vol.97
劇団グスタフ『葵上』

日本とスウェーデンの鬼才が描く「女の情念」を、劇団グスタフが演劇・舞踊・演奏・美術のコラボレーションで紡ぎます! どうぞお楽しみに!(上演案内より)

2011年12月9日(金)~12月11日(日)
スウェーデン大使館内オーディトリアム
原作/三島由紀夫
演出:毛利まこ
→劇団グスタフサイトへ(別ウィンドウで開きます)

※ A・ストリンドベリィ作「強き者」も上演します。

新国立劇場 2011/2012シーズン演劇
『朱雀家の滅亡』

ギリシャ悲劇の名作、エウリピデスの『ヘラクレス』をベースに、太平洋戦争末期のある華族の滅亡を描く三島由紀夫晩年の名作をお贈りします。
盲目的なまでに「国家」や「天皇」へ忠誠心を捧げることを信条とする男と、その一方で対照的に現実を生き、愛し、生身をさらけ出す女が織りなす壮大な滅びの物語が、三島の流麗な文体にのせて描かれます。

2011年9月20日(火)~10月10日(月・祝)
新国立劇場 小劇場 
原作/三島由紀夫 
演出/宮田慶子
出演/國村 隼・香寿たつき・柴本 幸・木村 了・近藤芳正
→ 新国立劇場演劇「朱雀家の滅亡」公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

Theatre Company Ort-d.d 北九州公演
『熱 帯 樹』
えだみつ演劇フェスティバル2011参加公演

「新劇が到達した最高峰の戯曲」と評されるほどロジカルで音楽的な構成でありながら、世界観は官能的でユーモラス。今ではなかなか上演される機会の少ないこの大作をノーカットで上演します。(公演案内より)

2011年10月8日(土)~10月9日(日)
枝光本町商店街アイアンシアター 
作/三島由紀夫 
演出/倉迫康史
出演/村上哲也・三橋麻子・平佐喜子・渡辺麻依・綾田將一/金子由菜(演奏)  
→ Theatre Company Ort-d.dサイトへ(別ウィンドウで開きます)
→ えだみつ演劇フェスティバル2011サイトへ(別ウィンドウで開きます)

好村俊子プロデュース〈鷹〉公演
幽玄の世界への誘いNo.3
『弱法師』『班女』『卒塔婆小町』(近代能楽集より)

2011年8月2日(火)・3日(水) 
東京オペラシティ3F近江楽堂
原作/三島由紀夫  演出・空間デザイン/小林拓生
出演/
《弱法師》
  【2日】松本紗奈美・田邉佳祐 【3日】山田栄子・大沢一起
  【全日】岡本高英・神保麻奈・秋本泰英・柳瀬睦美
《班女》 
  【2日】栗山寿恵子・小島明之  【2日昼】松原佳奈 【2日夜】井村万里子
《卒塔婆小町》
  【3日】 好村俊子・丸本育寿  【3日昼】稲垣愛美・天畠さおり・高野百合子
  【3日夜】芳賀美咲・北村理紗・神谷美衣
八丈太鼓演奏/まごめ会 水野五十子・水野只道・新井陽介

8月2日(火) / 「班女」、「八丈太鼓演奏」、「弱法師」
8月3日(水) / 「弱法師」、「八丈太鼓演奏」、「卒塔婆小町」

お問合せ・ご予約/好村俊子プロデュース〈鷹〉TEL/FAX 03-3641-0552

『三島由紀夫を【観る】』
蘇る三島由紀夫の美しき世界と夢

今回の映画祭は映画会社の枠を超え、三島由紀夫原作の映画化作品と自ら出演した作品の中からセレクトした傑作選。代表作からDVD化されていない激レア作品までを揃えた豪華ラインナップ。 三島由紀夫が遺した絢爛たる美と夢の世界が、いま甦る! (公演案内より)

2011年7月9日(土)~7月22日(金)
梅田ガーデンシネマ  配給/角川映画
協力/東宝株式会社、松竹株式会社、日活株式会社、有限会社行動社、株式会社フジテレビジョン

【上映作品】 憂国 / 人斬り / 炎上 / 剣 / からっ風野郎 / 音楽 / にっぽん製 / 黒蜥蜴('62) / 黒蜥蜴('68) / 潮騒('64) / 潮騒('75) / 獣の戯れ / 永すぎた春 / お嬢さん
※上映スケジュール、作品解説は、梅田ガーデンシネマサイトをご覧ください
→梅田ガーデンシネマサイトへ(別ウィンドウで開きます)

「三島由紀夫を【観る】」
三島由紀夫関連書籍フェア in 心斎橋アセンス

「三島由紀夫を【観る】」
大阪での上映を記念して、 三島由紀夫関連書籍フェアが決定!!
今回上映する映画の原作書籍はもとより、 三島由紀夫が生きた時代の空気感を感じて頂ける書籍を集めました。

 2011年7月31日(日) 三島由紀夫関連書籍フェアの様子まで
 
 心斎橋アセンス2F
 →心斎橋アセンスサイトへ(別ウィンドウで開きます)

※ 三島由紀夫文学館の案内リーフレットもお持ち帰りいただけます。

利賀演劇人コンクール2011 『熊野』

2011年8月22日(月)
利賀芸術公演 利賀山房
原作/三島由紀夫 演出/佐々木透  劇団/リクウズルーム

新作室内オペラ「班女」

愛する男を待ち続け、狂気に捉えられた女。遂に現われた男と再会した時、彼女は..
ロマンチシズム溢れる美しい歌詞。斬新な音楽が描き出す濃密なオペラ空間。
能楽を大胆に現代化した原作が“歌”を得て、深まり広がる激しい“狂気の愛”。
宮島・梶のコンビが2年の作業を経て挑む衝撃的な室内オペラ。(公演案内より)

2011年9月10日(土)・9月11日(日)
富山市民プラザ アンサンブルホール(4F) 
原作/三島由紀夫
作曲/梶 俊男  台本・演出/宮島春彦
出演/山本有希子(ソプラノ)・碓井智子(メゾ・ソプラノ)・竹内雅挙(バリトン)
演奏/ピアノ:中村和枝・フルート:増本竜士・チェロ:窪田 亮
→富山市芸術文化ホールサイトへ(別ウィンドウで開きます)

『三島由紀夫を【観る】』
蘇る三島由紀夫の美しき世界と夢  史上最大規模の三島映画祭

今回の映画祭は、「三島由紀夫を【観る】」と題して、映画会社の枠を超えた三島由紀夫原作の映画化作品と自ら出演した作品の中から上映可能な23作品を一挙に上映する。これは史上最大の三島映画祭であり、一人の原作者の特集上映としては異例の規模での上映となる。  
三島由紀夫が遺した絢爛たる美と夢の世界が、今蘇る!(上映案内より)

2011年5月14日(土)~6月3日(金)
角川シネマ有楽町    配給/角川映画 
協力/東京国立近代美術館フィルムセンター、東宝株式会社、松竹株式会社、日活株式会社、有限会社行動社、株式会社フジテレビジョン

【上映作品】
『にっぽん製』※デジタル上映/ 『潮騒』('54)/ 『永すぎた春』/ 『美徳のよろめき』/ 『炎上』/ 『不道徳教育講座』/ 『燈台』/ 『からっ風野朗』/ 『お嬢さん』/ 『黒蜥蜴』('62)/『剣』/ 『潮騒』('64)/ 『獣の戯れ』/ 『肉体の学校』/ 『複雑な彼』/ 『愛の渇き』/ 『憂国』※R18+/ 『黒蜥蜴』('68)/ 『人斬り』/ 『潮騒』('71)/ 『音楽』/ 『潮騒』('75)/ 『春の雪』

※上映スケジュールについては、角川シネマ有楽町サイトをご覧ください。
→角川シネマ有楽町サイトへ(別ウィンドウで開きます)

山梨県立文学館 春の企画展 
映画に魅せられた作家たち 文芸映画のたのしみ
谷崎潤一郎・泉鏡花・川端康成・三島由紀夫・・・

本展では、第一部「映画に魅せられた作家たち」で谷崎潤一郎・泉鏡花・川端康成・三島由紀夫と映画の関わりについて、第二部「映画になった日本文学 点描」で戦後の日本映画の黄金時代といわれる一九五〇年代から六〇年代を中心に、文学作品を原作とする映画を紹介します(企画展案内より)

2011年4月29日(金)~6月19日(日)
主催/山梨県立文学館
特別協力/畑三郎  編集委員/遠藤三郎・川本三郎・上水光男
→山梨県立文学館サイトへ(別ウィンドウで開きます)

結城座 江戸糸あやつり人形芝居
三島 近代能楽集『邯鄲』『葵上』

結城座は主催公演として初めて三島由紀夫に取り組み、「近代能楽集」から「邯鄲」「葵上」を上演します。人形×「三島 近代能楽集」という組み合わせは、今までに無い三島由紀夫の魅力、今までに無い江戸糸あやつり人形芝居の魅力を引き出せると信じ、企画致しました。今までに無い魅力?それが何かは、劇場にて!(公演案内より)

2011年3月25日(金)~3月31日(木)
アサヒ・アートスクエア
作/三島由紀夫 演出/松本修 人形美術/林静一
出演/結城孫三郎・結城千恵・荒川せつ子・結城育子 ほか
→江戸糸あやつり人形劇団 結城座サイトへ(別ウィンドウで開きます)

流山児★事務所レパートリーシアター2011
『卒塔婆小町』

昭和27年初演。戦後演劇の最高峰と呼ばれている三島由紀夫の代表作。男女の「愛と死と美」の残酷さを描くダンス・テアトルとして生まれ変わる。(公演案内より)

2011年3月19日(土)~3月27日(日)
Space早稲田
作/三島由紀夫 演出/北村真実・流山児祥
出演/塩野谷正幸・栗原茂・木内尚・谷宗和・小林七緒・柏倉太郎 他
→ 流山児★事務所オフィシャルウェブサイトへ(別ウィンドウで開きます)

ミシマダブル  三島×MISHIMAvs蜷川
『サド侯爵夫人』 / 『わが友ヒットラー』

2011年2月2日(水)~3月2日(水)
Bunkamuraシアターコクーン
作/三島由紀夫 演出/蜷川幸雄
出演/東山紀之・生田斗真・木場勝己・大石継太・岡田正・平幹二朗
→Bunkamuraサイトへ(別ウィンドウで開きます)

『金閣寺』
The Temple of the Golden Pavilion

2011年1月29日(土)~2月14日(月)
神奈川芸術劇場(KAAT)ホール 
原作/三島由紀夫 演出/宮本亜門 脚本/セルジュ・ラモット
出演/森田剛・高岡蒼甫・大東俊介 他

【他の公演スケジュール】
● まつもと市民芸術館      2011/02/19(土)~20(日)
● キャナルシティ劇場      2011/02/25(金)~27(日)
● 愛知県芸術劇場 大ホール    2011/03/05(土)~06(日)
● 梅田芸術劇場メインホール    2011/03/10(木)~13(日)
→神奈川芸術劇場【KAAT】ウェブサイトへ(別ウィンドウで開きます)
→株式会社パルコ 公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

東京バレエ団 『M』

作家ミシマと振付家ベジャール。二人の亡き天才の魂が、豊穣なるイメージとなって舞台に蘇る!(公演案内より)

2010年12月18日(土)・12月19日(日)
東京文化会館  
振付・演出・衣裳コンセプト/モーリス・ベジャール
音楽/黛敏郎・C・ドビュッシー・J・シュトラウス二世・E・サティ・R・ワーグナー
出演/高岸直樹・後藤晴雄・木村和夫・小林十市・長瀬直義 他 
→ NBSのホームページ公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

好村俊子プロデュース〈鷹〉公演 
幽玄の世界への誘いNo.2 「近代能楽集」より

2010年12月1日(水)・12月2日(木)
東京オペラシティ3F近江楽堂  
原作/三島由紀夫 演出/小林拓生 
出演/
【班女】 山田栄子 ・山越康宏・川居奈緒実・井上聖子
【卒塔婆小町】好村俊子・田邉佳祐
【葵上】大沢一起・栗山寿恵子・神保麻奈・桜カンナ・印田彩希子・斎藤順子・北乃杏梨
ピアノ演奏/高橋たかふみ

お問い合わせ・ご予約/好村俊子プロデュース〈鷹〉TEL/FAX 03-3641-0552

鎌倉文学館 開館25周年記念特別展
『川端康成と三島由紀夫 伝統へ、世界へ』

日本文学史に燦然と輝く川端康成と三島由紀夫。二人の交流は、川端へ20歳の三島が処女小説集を贈ったことに始まります。本展では、25年に近い二人の交流の軌跡を多彩な資料で紹介します。(展覧会案内より)

2010年10月2日(土)~12月12日(日)  
主催/鎌倉文学館指定管理者 財団法人鎌倉市芸術文化振興財団 
監修/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)
特別協力/財団法人川端康成記念会、山中湖文学の森 三島由紀夫文学館

文学講演会 『川端康成と三島由紀夫』 2010年10月26日(火)
第一部 講演/川端香男里(川端康成記念会理事長)、松本徹(三島由紀夫文学館館長)
第二部 対談/川端香男里、松本徹
文学講座 『伝統へ、世界へ』 2010年11月5日(金)
講師/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授、本展監修)
→鎌倉文学館サイトへ(別ウィンドウで開きます)

このしたやみ+正直者の会 in 三重
このしたやみ『道成寺』 リーディング公演

古くから能や歌舞伎の題材として取り上げられてきた、 和歌山県の道成寺に伝わる安珍・清姫伝説を三島由紀夫が、 現代の「美」の物語として描きなおした作品「道成寺」のリーディング。(公演案内より)

2010年12月4日(土)・12月5日(日)
津あけぼの座  
作/三島由紀夫 演出/山口浩章 出演/二口大学・広田ゆうみ
→津あけぼの座ウェブサイトへ(別ウィンドウで開きます)

※この公演は、このしたやみ「道成寺」(リーディング公演)と正直者の会「スナップ/スコップ」の2演目を上演。
*正直者の会『スナップ/スコップ』
脚本・演出/田中遊 出演/田中遊・豊島由香・朝平陽子・古野陽大

第5回 下町芸能大学
三島由紀夫 歿後40年記念

三島歿後40年。彼の作品は行動化されたのであろうか・・・。
その思想とは別に、絢爛たる作品世界にひたる機会が欲しいと思うファンのために、下町芸能による三島文学のご紹介を企画致しました。(公演案内より)

2010年11月25日(木)
浅草演芸ホール4F東洋館
◆幻想舞踊/月丘雪乃「卒塔婆小町」
◆講演/写真家 細江英公「写真集『薔薇刑』と三島由紀夫」
◆幻想舞踊/月丘雪乃「仮面の告白」
◆講談/神田蘭「橋づくし」(作/三島由紀夫)

お問い合わせ先/東洋興業株式会社 TEL03-3841-9606 FAX03-3841-1605

五十田安希ひとり芝居「語りかけるハムレット」

W.シェイクスピアの四大悲劇「ハムレット」ですが、 ハムレットはなにゆえ「生か死か・・・それが問題だ」と深く悩むのか。 シェイクスピアの原作を三島由紀夫著「ハムレット」が補った物語版の 「語りかけるハムレット」です。(公演案内より)

2010年10月30日(土)・10月31日(日)
紀尾井小ホール  
原作/W.シェイクスピア、三島由紀夫「ハムレット」 (あかね書房刊)による
監修/河竹登志夫 脚本・演出/ 吾妻正
出演/五十田安希
→ 五十田安希サイトへ(別ウィンドウで開きます)

鳥の演劇祭3ショーケース 参加作品 『班女』

2010年9月17日(金)・ 2010年9月18日(土)
しかの心 原作/三島由紀夫
●第七劇場 【17日(金)18:00、18日(土)11:00】
構成・演出/鳴海康平 出演/第七劇場
●Theatre Company shelf 【17日(金)14:00、18日(土)16:00】
演出/矢野靖人 出演/Theatre Company shelf 
→鳥の演劇祭公式サイトへ(別ウィンドウで開きます)

※鳥の演劇祭ショーケースは、全国の劇団、ダンスカンパニーが集まり11演目を入れ替わりで上演。

国立劇場『9月文楽公演』

2010年9月4日(土) ~ 2010年9月20日(月)
国立劇場小劇場
「鰯売恋曳網 」 /五条橋の段 五条東洞院の段
作/三島由紀夫  脚色・演出/織田紘二 作曲/豊竹咲大夫・ 鶴澤燕三
振付/藤間勘十郎 補綴/ 国立劇場文芸課

演目
〈第一部〉11時開演
良弁杉由来(ろうべんすぎのゆらい)/志賀の里の段 桜宮物狂いの段 東大寺の段 二月堂の段
鰯売恋曳網(いわしうりこいのひきあみ)/五条橋の段 五条東洞院の段
<第二部>4時開演
勢州阿漕浦(せいしゅうあこぎがうら)/阿漕浦の段 平治住家の段
桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)/石部宿屋の段 六角堂の段 帯屋の段 道行朧の桂川

出演(鰯売恋曳網)/吉田文司・吉田玉女・桐竹勘十郎・吉田清三郎・豊松清十郎 他 
→ 日本芸術文化振興会公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

利賀演劇人コンクール2010 特別参加作品『葵上』

『源氏物語』の葵上と六条御息所の確執は時を越えて様々な舞台様式の中で上演され続けている。三島由紀夫作品連続上演に長野和文の最新作。(公演案内より)

2010年8月27日(金)
利賀芸術公園 利賀山房  
原作/三島由紀夫  演出/長野和文  出演/池の下

【利賀演劇人コンクール2010】2010年8月11日(水)~27日(金)
※2010年8月11日~27日の期間、特別参加作品と、課題戯曲による公募11作品を連続上演。
→利賀演劇人コンクール2010公演案内サイトへ

Project Natter Vol.3 『わが友ヒットラー』

三島由紀夫が自死の二年前に遺した衝撃の問題作を旧東ドイツ出身のペーター・ゲスナーが満を持して上演!(公演案内より)

2010年7月14日(水)~19日(月)
ザ・スズナリ  
作/三島由紀夫  演出/ペーター・ゲスナー プロデューサー/綿貫凜
出演/笠木誠・浅野雅博(文学座)・下総源太朗・若松武史
→ Project Natter 『わが友ヒットラー』公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

新国立劇場2009/2010シーズン オペラ 『鹿鳴館』

若杉弘芸術監督の最終シーズン・最終演目として、創作委嘱作品〈世界初演〉オペラ『鹿鳴館』が誕生いたします。若杉弘が原作を選定、そして作曲家と演出家を選出した「渾身のプロダクション」。(公演案内より)

2010年6月24日(木)~6月27日(日)
新国立劇場中劇場  原作/三島由紀夫 指揮/沼尻竜典 上演台本・演出/鵜山仁
出演(24・26日)/黒田博・大倉由紀枝・永田直美・幸田浩子・大島幾雄 他 
  (25・27日)/与那城敬・腰越満美・坂本朱 ・安井陽子 ・宮本益光  他
→ 新国立劇場演劇公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

カルチャーラジオ  「三島由紀夫を読み解く」

作家・三島由紀夫が衝撃的な自殺を遂げてから40年。今なお、評論や評伝が後を絶たない。三島由紀夫文学館館長であり文藝評論家でもある講師が、三島由紀夫の誕生から主要作品(「仮面の告白」「鹿鳴館」「金閣寺」「英霊の声」「朱雀家の滅亡」「豊饒の海」)などを基に、昭和を代表する作家を詳しく解説します。(講座チラシより)

2010年6月14日(月)・6月28日(月)・7月12日(月)・7月26日(月)・8月9日(月)(計5回)
NHK文化センター青山教室  時間/15:30~17:30 講師/松本徹(三島由紀夫文学館館長・文芸評論家)受講料/会員:11,025円 一般/14,175円
→ NHK文化センター青山教室案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

【ラジオ放送】2010年7月1日(木)~9月23日(木) (毎週木曜日 20:30~21:00)
※ラジオの再放送は、各翌日の 10:15~10:45 です。
※テキストは、NHK出版より発売中です。

日本語を読む その3
~ドラマ・リーディング形式による上演~

近・現代の優れた日本語作品をドラマ・リーディング形式で上演するシリーズ第三弾。今回も注目の若手演出家3名が、名作戯曲に挑みます。(公演案内より)

2010年5月5日(水)~5月9日(日)   
「熱帯樹」 
上演日/5月5日(水)、8日(土)
シアタートラム 作/三島由紀夫 演出/谷賢一(DULL-COLORED POP)
出演/石母田史朗・久世星佳・中村美貴・松浦佐知子・吉見一豊(五十音順)
※『熱帯樹』、『ポンコツ車と五人の紳士』、『老花夜想』の3作品を日替わりで上演
※未就学児童は入場不可
→ 世田谷パブリックシアター/シアタートラムサイトへ(別ウィンドウで開きます)

Theatre Company Ort-d.d 4th tour 
『 熱 帯 樹 』 SENTIVAL!2010 参加公演

2010年5月5日(水)~5月9日(日)   
atelier SENTIO 作/三島由紀夫  演出/倉迫 康史
出演/村上哲也・三橋麻子・平佐喜子・渡辺麻依・綾田將一(reset-N)
*土曜19時の公演後に「トーク!」開催
→ Theatre Company Ort-d.dサイトへ(別ウィンドウで開きます)

鳥の劇場2010年度プログラム〈創るプログラム〉
ゴールデンウィーク日替わり上演

好評いただいている2演目を、日替わりで上演します。「老貴婦人の訪問」を劇場で、「葵上・熊野」をスタジオで行います。「老貴婦人の訪問」は、6月にルーマニアでも上演する鳥の劇場の代表作です。「葵上・熊野」は、配役を一新し、客演にク・ナウカの阿部一徳さんを迎えます。
雅びでドロドロの三島ワールド。「近代能楽集」からの2作品を歌謡曲に乗せて。
(公演案内より)

2010年4月29日(木)~2010年5月9日(日)
「葵上・熊野」
上演日/4月29日(木)・5月2日(日)・4日(火)・7日(金)・9日(日)
鳥の劇場 作/三島由紀夫 演出/中島諒人
*この公演は、2演目(「老貴婦人の訪問」、「葵上・熊野」)の日替わり上演です。
→ 鳥の劇場サイトへ(別ウィンドウで開きます)

美輪明宏 「近代能楽集より『葵上・卒塔婆小町』」

三島由紀夫と美輪明宏の美学が織りなす、究極の耽美的エンターテイメント!
美しく 妖しく はかなく 悲しい幻想の世界。
ダイナミックでドラマティック絢爛豪華な伝説的<美輪×三島>の名舞台が8年ぶりに待望の再演!!(公演案内より)

2010年4月6日(火)~5月9日(日)
ル テアトル銀座by PARCO 作/三島由紀夫 演出/美輪明宏
出演(葵上) /美輪明宏・木村彰吾
(卒塔婆小町)/美輪明宏・木村彰吾
岩田知幸・江上真悟・倉持一裕・城月美穂・高森ゆり子・小林香織 他

地方公演(5/13~6/10)あり。
*地方公演は東京公演とキャストが異なります。
*未就学児の入場不可。
→美輪明宏サイトへ(別ウィンドウで開きます)
→ パルコ劇場 公演情報サイトへ(別ウィンドウで開きます)

没後四十年 映画で辿る三島由紀夫

没後40年の今、数々の話題作の映画化だけでなく出演作や生誕80年を記念して撮影された映像作品を含め、その軌跡を辿っていく。(上映案内より)

2010年4月5日(月)~2010年5月2日(日)
4月5日(月) ~4月8日(水)   燈台/不道徳教育講座 
4月9日(金) ~4月12日(月)   お嬢さん/からっ風野郎
4月13日(火)~4月16日(金)  肉体の学校/獣の戯れ
4月17日(土)~4月20日(火)  永すぎた春/黒蜥蜴
4月21日(水)~4月24日(土)  潮騒/愛の渇き
4月25日(日)~4月28日(水)  潮騒/音楽
4月29日(木)~5月2日(日)   みやび 三島由紀夫/黒蜥蜴
銀座シネパトス
→ ヒューマックスシネマサイトへ(別ウィンドウで開きます)

文芸漫談SEASON3 『仮面の告白』

この企画は、いとうせいこうと奥泉光が、小説の面白さを、笑いを取りながら伝えたいと、漫談形式で始めた文学ライブです。芥川賞作家(奥泉 光)と稀代の仕掛人(いとうせいこう)が捨て身で挑む”漫談スタイル”の超ブンガク実践講座。(公演案内より)

2010年4月23日(金)
北沢タウンホール  原作/三島由紀夫 演出/いとうせいこう×奥泉光
→ 文芸漫談SEASON3『仮面の告白』公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

シアターラボ2010像のパレード 『薔薇と海賊』 

3ヶ月という期間限定で集まった高校生から60代の意欲ある“演劇人”が、劇団「像のパレード」を結成し1ヶ月間の本格的な稽古を経て公演を行います。(公演案内より)

2010年3月26日(金)~3月28日(日)
北九州芸術劇場 創造工房 原作/三島由紀夫 演出/山田恵理香
出演/穴迫信一・笠原陽一路・川口富生・千竈真知・中川 歩・長谷川潤・福井将太 他
→ 北九州芸術劇場サイトへ(別ウィンドウで開きます)

MISHIMAワークショップ・プロジェクトVOL.2
『葵上』『卒塔婆小町』

流山児★事務所が挑む三島由紀夫の劇世界:第2弾。劇団員に加えてワークショップメンバーと共に三島の名作=近代能楽集のテキストを徹底的に読み込み、コトバとカラダの視点から作り上げるNEW MISHIMA WORLDです。(公演案内より)

2010年3月18日(木)~3月21日(日)
Space早稲田 原作/三島由紀夫 演出/流山児祥
出演/木内尚・鈴木麻理・山下直哉・荒木理恵・石田暁子・川島有未・小島恵子 他
→ 流山児★事務所公式サイトへ(別ウィンドウで開きます)

隠し文学館 「花ざかりの森」定期開館

ポケットに入るような隠れた小さな文学館「花ざかりの森」が、今年も2月28日~3月22日まで開館します。「新資料でよみがえる 三島由紀夫 展3」では、記念講話をはじめ、各種イベントが開催されます。

2010年2月28日(日)~3月22日(月・振替休日)
富山市向新庄町2丁目4番65号 TEL.076-413-6636
→ 隠し文学館「花ざかりの森」サイトへ(別ウィンドウで開きます)

人形学校パペットアーク第6・7期生 合同製作発表会 『Dojoji』
(近代能楽集「道成寺」より)

人形劇学校“パペットアーク”での学びの成果を発表する合同製作発表会のご案内です。
今年の演目は『Dojoji』に決定いたしました。(公演案内より)

2010年2月20日(土)・2月21日(日)
人形劇場とらまる座 作/三島由紀夫  
出演/ 人形劇学校パペットアーク(香川県東かがわ市西村)第6、7期生
*対象年齢は中学生以上です。
→ とらまる公園とらまるパペットランドサイトへ(別ウィンドウで開きます)

朗読会 「アトリエの会」

ひとり芝居の女優五十田安希の指導のもと、朗読表現の研鑽を重ねているグループ「朗読安希の会」。 その年の成果を、朗読に関心をお持ちの方にお聞きいただく「アトリエの会」を毎年12月に催しています。
三島作品は『潮騒』の第8章を朗読。プログラムの最後になる予定です。

2009年12月10日(木)
目黒GTプラザホール 
出演/櫛田京子・室橋典子・加納満智子・鈴木由美子・広瀬紀子・竹内知子・鈴木サヤカ・助川真里・藤城栄子・久米尚子・川辺三枝子・古村安祐香・稲田八重子・川村恵子・中村陽子・鈴木公躬子

入場無料(往復ハガキでのお申し込みが必要)。問い合わせは五十田安希事務所の浜田さん(090・4416・0184)へ。
→五十田安希サイトへ(別ウィンドウで開きます)

劇団四季 『鹿鳴館』

美文で名高い三島文学ですが、こと『鹿鳴館』においては本人が「筋立ては全くのメロドラマ、台詞は全くの知的な様式化」を狙ったと述べています。
この作品の魅力を存分に引き出すには、戯曲に書かれた言葉を余すところなく観ている者に響かせることが必要。それでこそ作品本来の姿がくっきりと浮かび上がってくるのです。
朗誦術に卓越した方法論を持ち、熟練の演技陣がそれを奏でる劇団四季の『鹿鳴館』に、どうぞご期待ください。(公演案内より)

2009年9月14日(月)~10月10日(土)
自由劇場  作/三島由紀夫 演出/浅利慶太
出演/日下武史・野村玲子・中野今日子・岡本結花・山口嘉三・田邊真也・志村 要・坂本里咲・木村不時子・佐藤夏木・田島康成(劇団昴)・渡久山 慶
→劇団四季サイトへ(別ウィンドウで開きます)

楽劇ねっとー風来ー 三島由紀夫作 『近代能楽集』
「班女(はんじょ)」「弱法師(よろぼし)

2009年6月6日(土)~6月7日(日)
春日市ふれあい文化センターサンホール(※未就学児入場不可)
作/三島由紀夫 演出/真野風来 
出演/岩井眞實・勘タン・早田有希・尋木るみ子・中嶋さと・原大介・本田恵子・宮崎靖子・村上差斗志
→春日市ふれあい文化センターサイトへ(別ウィンドウで開きます)

2009月見の里演劇シリーズ1
鳥の劇場 月見の里学遊館  『葵上/熊野』

鳥取県鳥取市を拠点にグローバルな活動を展開している劇団鳥の劇場が、三島由紀夫の代表的戯曲「近代能楽集」から、二作品を取り上げます。懐かしの歌謡曲と演歌で彩った、あでやかで美しく、しかし笑える世界です。(公演案内より)

2009年5月30日(土)/5月31日(日)
月見の里学遊館うさぎホール(静岡県袋井市上山梨)
作/三島由紀夫 演出/中島諒人
→ 袋井市月見の里学遊館サイトへ(別ウィンドウで開きます)

鳥の劇場09年度プログラム<いっしょにやるプログラム>
舞台芸術の講座8「戯曲を声に出して読んでみる」
「葵上・熊野」三島由紀夫「近代能楽集」より

三島の戯曲の言葉は、美しさ、繊細さ、華麗さにあふれています。まさに“声に出して読みたい日本語”です。「葵上」「熊野」に出演した俳優といっしょに、台詞を声に出して、その魅力を体で感じてみてください。(公演案内より)

「葵上」を読んでみる 2009年5月23日(土)
「熊野」を読んでみる 2009年5月24日(日)
鳥の劇場(鳥取県鳥取市)
講師:中島諒人、「葵上」・「熊野」の出演俳優
→ 鳥の劇場サイトへ(別ウィンドウで開きます)

隠し文学館 「花ざかりの森」定期開館

ポケットに入るような隠れた小さな文学館「花ざかりの森」が、今年も3月1日から3月22日まで開館します。開館一周年記念「新資料でよみがえる 三島由紀夫 展2」では、記念講話をはじめ、各種イベントが開催されます。

2009年3月1日(日)~3月22日(日)
富山市向新庄町2丁目4番65号 TEL.076-413-6636
→ 隠し文学館 花ざかりの森サイトへ(別ウィンドウで開きます)

石井潤 ダンス・パフォーマンス
『葵上』(新作/三島由紀夫原作・近代能楽集より) 『game』

※三島由紀夫の戯曲集「近代能楽集」の「葵上(あおいのうえ)」を基にした同名の新作

2009年3月5日(木)/3月6日(金)
京都府立府民ホールアルティ ALTI 
→ 石井アカデミー・ド・バレエ公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

SPAC高校演劇フェスティバル
高校生×三島由紀夫 『近代能楽集』

高校生が三島由紀夫に出会う。 日本を代表する小説家・劇作家である三島由紀夫が中世の能楽・謡曲を、新たな近代の物語としてよみがえらせた意欲的・実験的な戯曲集を、静岡県内の高校生が舞台化。(公演案内より)

「卒塔婆小町/ 邯鄲」 2009年2月15日(日)
「班女/弱法師」 2009年2月22日(日)
舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」 作/三島由紀夫 
出演/静岡県立富岳館高等学校(『卒塔婆小町』・『弱法師』)
  ・静岡市立商業高等学校(『邯鄲』)・静岡県立静岡東高等学校(『班女』)
→SPAC高校演劇フェスティバル公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

壽初春大歌舞伎 夜の部三
『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)』

2009年1月3日(土)~1月27日(火)
歌舞伎座 作/三島由紀夫 
出演/中村勘三郎・坂東彌十郎・市川染五郎・片岡亀蔵・中村東蔵・坂東玉三郎
→ 歌舞伎座公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

三条会アトリエ 『近代能楽集』全作品連続上演・2

「班女/道成寺」 2008年10月25日(土)~10月31日(金)
三条会アトリエ 作/三島由紀夫 演出/関美能留
出演/大川潤子・榊原毅・立崎真紀子・橋口久男・中村岳人・渡部友一郎
「熊野/弱法師」 2008年11月22日~11月28日(金)
三条会アトリエ 作/三島由紀夫 演出/関美能留
出演/大川潤子・榊原毅・立崎真紀子・橋口久男・中村岳人・関美能留
→ 三条会アトリエ公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

アトリエ・ダンカンプロデュース 『サド侯爵夫人』

三島由紀夫の傑作戯曲を全男性キャストで演じます。
主人公ルネの母役に花組芝居の加納幸和を迎え、篠井英介の退団以来18年ぶりの共演が実現!!(公演案内より)

2008年10月17日(金)~10月26日(日)
東京グローブ座 原作/三島由紀夫 演出/鈴木勝秀
出演/篠井英介・石井正則・小林高鹿・山本芳樹・天宮 良・加納幸和
→ アトリエ・ダンカン公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

新国立劇場2008/2009シーズン演劇 『近代能楽集』

新国立劇場2008/2009シーズンの幕開けを飾るのは、三島由紀夫の『近代能楽集』8篇のなかから『綾の鼓』と『弱法師』。この作品によって三島由紀夫は能の現代化に成功しただけでなく、「新たなる二十世紀文学の傑作を創造した」と言われました。

2008年9月25日(木)~10月13日(月・祝)
新国立劇場小劇場 作/三島由紀夫 演出/『綾の鼓』前田司郎・『弱法師』深津篤史
出演/『綾の鼓』綿引勝彦・国広富之・金替康博・奥田洋平・岡野真那美・内田亜希子・多岐川裕美 ・十朱幸代
『弱法師』木村了・国広富之・鶴田忍・一柳みる・多岐川裕美 ・十朱幸代
→ 新国立劇場演劇公演案内サイトへ(別ウィンドウで開きます)

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