特集展「美と孤独―帰ってきた『金閣寺』」

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特集展「美と孤独―帰ってきた『金閣寺』」

2018年3月2日から4月15日までの期間、フランス・アルザス地方にある国立ラン歌劇場主催「Arsmond Japon」と称した、日本イベントが開催されました。このArsmondは2018年より開催された豊かな国際色を打ち出したイベントで、今シーズンから国立ラン歌劇場の支配人に就任したエヴァ・クライニッツが大変な日本通だったもあり、記念すべき第1回目のイベントで、日本がフューチャーされることととなりました。
メインイベントとして、宮本亜門演出のオペラ『Le Pavillion d'or』の上演を記念し、フランス北東部の古都・ストラスブールの国立大学・図書館で、『LE PAVILLION D'OR三島由紀夫と金閣寺』展が開催されました。文学館は、この展覧会に資料貸出協力を行いました。文学館としては、初めての海外貸出となりました。
本展は、フランスからの凱旋展示となります。孤独の深部を表現した「金閣寺」は、ことばの世界に留まらず、
映画、演劇等の新たな発展を遂げました。オリジナル小説『金閣寺』とその二次創作の世界をお楽しみください。

監修:山中剛史(中央大学非常勤講師・三島由紀夫文学館研究員)

会期:2018(平成30)年10月16日(火)~2019(令和元)年5月12日(日)
会場:三島由紀夫文学館・展示室内