日時/1996年(平成8)9月22日
場所/ホテルマウント富士
基調講演/佐伯彰一「三島由紀夫という謎」/長岡實「三島由紀夫と私」/ドナルド・キーン「三島由紀夫と私」
パネルディスカッション /「日本の中の三島由紀夫」
コーディネーター/松田義幸
パネリスト/佐伯彰一/ドナルド・キーン/長岡實/高村朝次
当日、三島由紀夫の資料を一部公開。
三島文学の「研究と普及」を基本理念とした当館の活動の一環として開催。三島由紀夫の文学力のすごさを再認識できた場でもあり、パネリストと参加者が三島について、論じ合う場でもあった。懇親会は三島由紀夫の話題で、時間の経つのも忘れ、出会いと楽しいひと時を共有。
日時/1999年(平成11)12月4・5日
場所/清渓
<12月4日>
パネリスト/有元伸子「<性>を語る三島文学」/井上隆史 (白百合女子大学教授)「『豊饒の海』と仏教」/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)「三島文学における場の感覚」
上映「世界の文豪・三島由紀夫」(三島由紀夫文学館製作映像)
懇親会(パネリスト、参加者)
<12月5日>
フォーラム・ディスカッション(パネリスト、参加者)
日時/2000年(平成12)12月2・3日
場所/清渓
<12月2日>
司会/井上隆史 (白百合女子大学教授)
パネリスト/小埜裕二「『金閣寺』の<ふしぎ>と<照応>」/久保田裕子「翻訳から見る『金閣寺』」/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)「『金閣寺』の狂気について」
特別講演/島田雅彦「三島の不在について」
懇親会(島田雅彦、パネリスト、参加者)
<12月3日>
フォーラム・ディスカッション(島田雅彦、パネリスト、参加者)
日時/2001年(平成13)11月3・4日
場所/清渓
<11月3日>
司会/井上隆史 (白百合女子大学教授)
パネリスト/松本徹「羽搏(はばた)きと焼跡と」/秋山駿「三島由紀夫・私的回想」/佐伯彰一「三島由紀夫の『戦後』と『反戦後』」
上映「世界の文豪・三島由紀夫」(三島由紀夫文学館製作映像)
懇親会(パネリスト、参加者)
<11月4日>
フォーラム・ディスカッション(パネリスト、参加者)
日時/2002年(平成14)11月2・3日
場所/清渓
<11月2日>
司会/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)
パネリスト/今村忠純「三島戯曲のおもしろさ」/織田紘二「三島由紀夫と歌舞伎」/岸田今日子「三島さんの思い出」(聞き役・藤井浩明)
懇親会(パネリスト、参加者)
<11月3日>
フォーラム・ディスカッション(パネリスト、参加者)
日時/2003年(平成15)11月8・9日
場所/清渓
< 11月8日 >
司会/井上隆史 (白百合女子大学教授)
パネリスト/大塚英志「サブカルチャーとしての三島由紀夫論」/清水良典「三島由紀夫の文章術」/加藤典洋「『仮面の告白』について」
懇親会(パネリスト、参加者)
<11月9日>
フォーラム・ディスカッション(パネリスト、参加者)
日時/2009年(平成21)11月21日
場所/清渓
司会/井上隆史(白百合女子大学教授)・佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)
パネリスト/ドナルド・キーン 「三島由紀夫の演劇」/ 横尾忠則「三島さんと会った日々」
懇親会(パネリスト、参加者)
山中湖フォーラムを縮小する形で出発したレイクサロンは、講演会とフリートークから構成され、三島文学の魅力を語り合う場として、毎年開催される。
日時/2004年(平成16)11月3日
場所/徳富蘇峰館
司会/井上隆史 (白百合女子大学教授)
講師/杉山欣也「学習院時代の三島由紀夫」/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)「『奔馬』における「忠義」の思想」
フリートーク
日時/2005年(平成17)11月3日
場所/徳富蘇峰館
司会/佐藤秀明 (近畿大学文芸学部教授)
上映「炎上」
講師/藤井浩明「『金閣寺』と『炎上』-三島文学の映画化について-」
フリートーク
日時/2006年(平成18)11月5日
場所/徳富蘇峰館
公開トーク/テーマ「セバスチャンから浮世絵まで-三島由紀夫の愛した美術-」 <記録をサイト公開中>
講師/宮下規久朗、佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)、井上隆史(白百合女子大学教授)
フリートーク
日時/2007年(平成19)11月4日
場所/徳富蘇峰館
司会/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)
講師/井上隆史(白百合女子大学教授)「『禁色』ノートを読む」/田中美代子「疾風怒濤時代の三島由紀夫」
フリートーク
日時/2008年(平成20)11月1日
場所/徳富蘇峰館
講師/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)・山中剛史(中央大学非常勤講師)「俳優・中山仁と三島演劇-『鹿鳴館』から『朱雀家の滅亡』まで」
インタビュー形式による公開トーク/話し手:中山仁(俳優)・聞き手:井上隆史・山中剛史「中山仁 三島演劇の魅力を語る」
Q&A
日時/2010年(平成22)10月30日
場所/徳富蘇峰館
司会/井上隆史(白百合女子大学教授)
パネリスト/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)
講師/小島千加子「『豊饒の海』後半の変転」 / 松本徹(三島由紀夫文学館館長)「『天人五衰』をめぐって」
公開トーク・Q&A
日時/2011年(平成23)10月29日
場所/徳富蘇峰館
パネリスト/井上隆史(白百合女子大学教授)・佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)
司会/山中剛史
講師/久保亜津子「三島戯曲に囚われた12年」
講師代表の向陽舎による演劇映像を上映
公開トーク・Q&A
日時/2012年(平成24)10月27日
場所/徳富蘇峰館
司会/井上隆史(白百合女子大学教授)・佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)
講師/富岡幸一郎「最後の思想ー三島由紀夫と吉本隆明」
公開トーク・Q&A
日時/2013年(平成25)10月26日
場所/徳富蘇峰館
司会/佐藤秀明(近畿大学文芸学部教授)
講師/山内由紀人「映画スター三島由紀夫とからっ風野郎」 ・ 西堂行人「三島由紀夫、その映画的人生の虚と実」
※ 第9回レイクサロンは、台風の影響により中止。
日時/2014年(平成26)10月18日
場所/山中湖畔荘 清渓
司会/山中剛史
講師/細江英公「細江英公『薔薇刑』を中心に」
公開トーク・Q&A
日時/2012年(平成24)7月8日(日)
場所/山中湖村公民館
【弱法師】
演出 / 宮田慶子(新国立劇場演劇芸術監督)
出演 / 木村 了、那須佐代子、前田一世、岡野真那美、二木咲子、梶原 航
【卒塔婆小町】
演出 / 小林拓生(プロデューサー・演出家・俳優)
出演 / 好村俊子、大沢一起、栗山寿恵子、神保麻奈、松本紗奈美、田邉佳祐、瑞木健太郎、小林拓生
アフタートーク
/ 「三島と演劇」 宮田慶子×松本徹(三島由紀夫文学館館長)
日時/2013年(平成25)7月6日(土)、7月7日(日)
場所/山中湖村公民館
《7月6日(土)》
【レクチャー&演劇ワークショップ】 講師 / 篠本賢一(日本演出者協会理事)
【短篇・詩 朗読】
出演 / 好村俊子、栗山寿恵子、松本紗奈美、小林拓生
【リーディング 「班女」】
演出 / 小林拓生(日本演出者協会国際部)
出演 / 神保麻奈、竹田りさ、小林拓生
《7月7日(日)》
【リーディング 「葵上 」】
演出 / 宮田慶子(新国立劇場演劇芸術監督)
出演 / 橋本 淳、河合杏南、山﨑 薫、北澤小枝子
【アフタートーク】
「三島演劇の可能性」 宮田慶子×松本徹(三島由紀夫文学館館長)×佐藤秀明(近畿大学教授)
日時/2014年(平成26)7月19日(土)、7月20日(日)
場所/山中湖村公民館
《7月19日(土)》
【レクチャー&演劇ワークショップ】
講師 / 篠本賢一、小林拓生、黒川逸朗
【リーディング 「綾の鼓」】
演出 / 篠本賢一(遊戯空間主宰・日本演出者協会常務理事)
出演 / 佐々木梅治、内田里美、黒川逸朗、神保麻奈、高岩明良、大竹宏枝、小林拓生、篠本賢一
《7月20日(日)》
【リーディング 「邯 鄲 」】
演出 / 宮田慶子(新国立劇場演劇芸術監督)
出演 / 木村 了、一柳みる、西村壮悟、仙崎貴子、チョウ ヨンホ、北澤小枝子、川口高志、森川由樹、寺内淳志、デシルバ安奈
【アフタートーク】
宮田慶子×松本徹(三島由紀夫文学館館長)×井上隆史(白百合女子大学教授)
主催/三島由紀夫文学館、県立神奈川近代文学館、(財)神奈川文学振興会
開催日時/2005年(平成17)4月23日~6月5日
場所/神奈川近代文学館
三島由紀夫の生誕80年・没後35年記念展として、神奈川近代文学館と共催。当館で新たに発見された資料も含めて約200点を出展。神奈川近代文学館の特別展としては夏目漱石展に次ぐ2位の入館者数であった。
主催/(財)鎌倉市芸術文化振興財団
開催日時/2010年(平成22)10月2日~12月12日
場所/鎌倉文学館
鎌倉文学館開館25周年記念特別展として(財)川端康成記念会とともに特別協力。約40点の資料を出展。当館研究員佐藤秀明が監修、当館館長松本徹が講演・対談を行う。来館者24110人(1日平均389人)。
当館で新たに発見された未発表資料、約460点を新潮社に提供。新潮社刊『決定版三島由紀夫全集』(全42巻、補巻1、別巻1)に収録。全集は2000年(平成12)11月から刊行され、2006年(平成18)4月で完結した。
鼎書房刊「三島由紀夫研究」(不定期刊行)に当館所蔵の未発表資料ノートの翻刻を掲載中。
掲載は第4号(2007年(平成19)7月)からで、「豊饒の海」創作ノート①である。